お知らせ・トピック
センダイウイルス70年記念シンポジウム @ 第70回日本ウイルス学会学術集会
第70回日本ウイルス学会学術集会(2023年9月26-28日@仙台)にてセンダイウイルス70年記念シンポジウム:センダイウイルス研究の歴史と展望
にて、竹田教授ほか4名の先生が講演されます。
座長 西村秀一、村木靖
座長による紹介文
センダイウイルスは、1953年、東北大学医学部附属病院で流行した新生児肺炎の患児から分離されました。当時黎明期にあったウイルス学を牽引し、モノネガウイルスのみならず広く−鎖ウイルスの研究発展に大きな影響を与えてきました。このシンポジウムでは、センダイウイルスの研究の歴史を振り返り、どのように今日まで、さらに将来に向け引き継がれているのかをお話ししていただきます。
本間守男(神戸大学名誉教授、日本ウイルス学会名誉会員)
1973年、センダイウイルスが感染性を獲得するためにはウイルスのF蛋白が宿主のトリプシン様蛋白分解酵素により開裂されることが必要であるという現象を見出されました。
竹田誠(東京大学大学院 医学系研究科 微生物学)
宿主プロテアーゼによる呼吸器ウイルス(インフルエンザやコロナウイルスなど)の活性化機構や麻疹ウイルスの病原性を研究されています。最近、センダイウイルスを用いたマウスの実験系で新しいプロジェクトを計画しているとお聞きしています。
入江崇(広島大学大学院 医系科学研究科 ウイルス学)
センダイウイルスの持続感染性獲得のメカニズム、アクセサリー蛋白質の機能、ワクチンとしての可能性などの基礎ウイルス学を研究されています。
中西真人(ときわバイオ株式会社)
センダイウイルスをベースに蛋白質の細胞質内持続発現を可能にするステルス型RNAベクター(SRV)を開発され、日本発の安全な遺伝子治療用ベクターとして再生医療の産業化を目指しておられます。
https://www.senkyo.co.jp/jsv70/program.html#pro3
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