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2022年9月に立ち上げた私たちの研究室では、パラミクソウイルスを中心に、コロナウイルス、インフルエンザウイルスなどの呼吸器ウイルスを主な研究の対象にしています。ウイルスによる病気の分子メカニズムの理解を通じて社会に貢献することを目標にしています。また、組換えウイルスに関する新たな技術開発を行うことで、最新の医療に貢献することを目指しています。ウイルス感染症やウイルスを用いた先端の技術に、ご興味ある方は、まずは気軽にご連絡ください。
お知らせ・トピック
2025.08.08
講演など
2025.07.23
学会
2025.06.20
学会
研究内容
パラミクソウイルスの増殖機構 –宿主因子との相互作用-
ムンプスウイルスなどのパラミクソウイルスが細胞内で増殖するために必要な宿主因子を探索し、ウイルス側の因子との相互作用を明らかにすることで、病気を引き起こすメカニズムを研究しています。
宿主プロテアーゼによる呼吸器ウイルス活性化機構
多くのウイルスは、粒子表面にタンパク質の棘(スパイクタンパク質)を持っています。我々は、様々な呼吸器系ウイルスのスパイクタンパク質が、宿主細胞内のTMPRSS2というプロテアーゼによって活性化されることを明らかにしてきました。
モルビリウイルスの宿主域に関する研究
麻疹ウイルスは人に感染するモルビリウイルスです。他にも様々な哺乳動物(ウシ、ヒツジ、イヌ、ネコ、イルカ、コウモリなど)に感染するモルビリウイルスが知られています。私たちはこのようなモルビリウイルスの宿主域がどのように決まるかを研究しています。
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© 2024 Department of Microbiology, The University of Tokyo.